北本市の広報誌「広報きたもと」2026年10月号で、「医療的ケア児と暮らすわたしたちの物語」が特集されました。医療的ケアを受けながら地域で暮らす子どもたちと家族の日常、家族それぞれの思い、暮らしに関わる支援者やサービスが紹介されています。

ケアのある生活の中にも、遊ぶ時間や学校で過ごす時間、家族と出かける楽しみがあります。特集は、ケアの内容だけでなく、一人ひとりが何を感じ、どんな毎日を送っているのかに目を向けています。同じ地域で暮らす人たちの姿を知る機会となる誌面です。

特集の中では、パステルタッグプロジェクトメンバーの田村智医師も取材を受けました。北里大学メディカルセンターの救急科・脳神経外科副部長として、二次救急に従事する中で出会った、成人期の医療的ケア者が地域の医療につながりにくい課題を語っています。

小児医療から成人医療への移行が円滑に進まない、いわゆる「18歳の壁」。年齢だけで一律に区切るのではなく、成人期になっても必要なときに救急受診や入院につながれる地域の医療体制を、どう育てていくか。パステルタッグが取り組む成人移行と在宅・救急連携にもつながるテーマです。

誌面では、北里大学メディカルセンター、シャローム病院、地域センターたいよう、社会福祉法人昴が協働するパステルタッグプロジェクトの活動も紹介されています。本人・家族と医療、福祉、行政など、多様な立場の人がともに学び、意見を交わすことは、在宅と救急を普段からつなぐ土台になります。

田村医師が誌面で伝えたのは、支援者を増やすだけでなく、ともに生きる仲間を増やしたいという思いです。本人・家族も地域をつくる一員として、それぞれの経験や力を持ち寄る。そのためにも、まず互いの暮らしを知ることを大切にしたいと考えています。

「ともに生きる地域を、タッグでつくる。」今回の特集が、医療的ケアのある暮らしや成人移行を地域のみんなで知り、考えるきっかけになればと思います。ぜひ、北本市の公式ページから特集をご覧ください。

掲載誌について

媒体
広報きたもと
掲載号
2026年10月号(No.1064)
誌面の発行日
2026年10月1日
特集
医療的ケア児と暮らすわたしたちの物語

北本市公式ページの「特集11–12ページ」に、田村智医師への取材とパステルタッグの紹介が掲載されています。

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